山田洋次の「学校」シリーズの第3弾です。前2作が文部省推薦みたいな作品だったので、それだけで敬遠してしまった人が多かったのではないかと思います。出来れば全く別の作品として発表して欲しかったなぁ。将来、1998年という年を振り返ったとき、きっとこの映画のことも一緒に思い出すことでしょう。久々に心にしみた日本映画でした。
世間の評判どおり、まさに「目からウロコ」の一作です。究極のエンターテイメントここにあり! 天国がこんなところだったら死ぬのも悪くないなーって、思いましたもの。
フランスのフツーすぎる中年女性が主人公のお話。少女のように恥ずかしがりやで引込み思案、しかも意地っ張り。そのまんま舞台を日本に移しても全く違和感ない設定が、たまらない親近感を生んでなんとも微笑ましい。
今年の青春映画と言えばこれ。主人公が周囲の人々とのさまざまな関わり合いを通して成長してゆく物語ですが、特に自分の生き方とか進路に迷っている若い方にはぜひ見ていただきたいお薦め作品です。
「プライベート・ライアン」同様、この映画を無視することはできないだろうな〜。視覚的な映画の素晴らしさをこれほどまでに堪能できる作品は他にないだろうと思います。やっぱりすごい映画です。
大人の鑑賞に耐える犯罪ドラマとでも申しましょうか。登場する3人の刑事がそれぞれかっこ良く、紅一点のキム・ベイシンガーの謎めいた美しさがひときわ光ります。ラストの後味の良さにも満足しています。
こちらもおばさんが主人公のお話で、これまた胸のすくようなカッコ良さなんだわ〜。いちおう犯罪映画ですが、中年男女のプラトニックなラブストーリーにもなっているため、タランティーノ映画はちょっと苦手という方にもお薦め出来るわかりやすい娯楽作品です。
好きな作品とは違いますし、見るのがむしろ苦痛かも知れないですが、やっぱり多くの方に見てもらいたいと思います。私自身、今迄に2度もオスカーを受賞したトム・ハンクスをそれほどの役者とは思わなかったのですが、この映画の彼の演技は確かに素晴らしいと思いました。
ストーリーも奇想天外ですが、ともかくジム・キャリーがとっても チャーミング! 映画の内容についてはいろいろ考えさせられるものがありますね。まじめに考えれば実に恐い話なんですが、まー、はっきり言えるのはこの映画には悪人が出てこないってことです。おっかないことってのは往々にしてそういうことなんですよね〜(って、何言ってるのか意味わからない? どーもすみません_)
今年見たビデオの中から一番印象に残った1本を選びました。いちおう女同志の友情を描いたお話ではあるのですが、特別な盛り上がりのある映画ではありません。でもなぜか、登場する二人の女性の演技がいつまでも印象に残っている一作。特に女性にお薦めです。