小さな町の小さなレストランを舞台に、拭い去ることの出来ない過去から飛び立とうと、必死に「今」を生きる少女の姿が描かれる。主演のアリソン・エリオットの自然体がとても良い。悲劇でも「悲劇」に終わらせない作りが、映画としてとても素敵。
世界征服を企み、時を超えて復活したドクター(マイク・マイヤーズ)と、スウィンギング・ロンドンから、やはり時を超えてやって来た諜報部員(やっぱりマイク・マイヤーズ)の戦いを描くコメディー。とことんずれた時代感覚が最高にばかばかしい。
ジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスが繰り広げる恋の争奪戦。レストランでの大合唱など、観ていて楽しくなる。彼女達の「口の大きさを競う映画」と言う話もある。
呪いのビデオを見てしまった者は、一週間以内に死ぬ、と言うホラー。レイトショーで観た自分も悪いが、観た後恐くて鏡が見られない。恐くて風呂に入れない。「頭を洗っていて、顔を持ち上げたら、湯船の縁に手が張り付いていたらどうしよう」。
「格好良い」戦争映画とは一線を画す、まさに「リアル」な戦争映画。悲惨さ、汚さ、痛さ、辛さを、嫌と言う程見せ付けられる。自分は絶対に戦争には行きたくない。
荒廃した世界で、人々に希望を与えた男(ケビン・コスナー)の物語。スケールも大きく、物語も面白かったのに、何故打ち切りに…。「くだらない噂や批評で分かった気になってないで、皆自分で見てから物を言えよ!」と言いたい。
マフィアが雇った謎の暗殺者(ブルース・ウィリス)と、伝説のIRAヒットマン(リチャード・ギア)の戦いを描く。ノンストップで展開される迫力の追跡劇。
奇妙な住人の暮らす街サバナで発生した殺人事件を、街を取材に訪れた記者(ジョン・キューザック)の目で追う。クリント・イーストウッド監督は結局何が言いたかったのだろう。やはり記者が次第に「街に取り込まれて行く」姿を描きたかったのだろうか…。
ひょんなことから、メルセデス・ベンツを乗り回す銀行強盗団、追い掛ける羽目になってしまったタクシー。時速250kmで街を疾走するタクシーは気分爽快。人が死なない所はまるで「ル○ン三世」の様。
昼の訪ず、夜毎変化する不可解な街。殺人事件の容疑者にされた男。一体この街で何が起こっているのか…。独特の雰囲気に包まれる映画。
今の人生を打ち破れる、と言う言葉と共に、弟から送られた「ゲーム」への招待券。間もなく、身の回りで不可解な出来事が起こり始める。一体どこからどこまでが「ゲーム」なのか、全く分からない。結局観ている側も騙される。