![]() 4月27日(日)
私はもちろんユニバーサル・スタジオへ。全体的にディズニー・ランドへ行った人は少ないようだった。 ホテルからバスでユニバーサル・スタジオへ向かった。30分くらい乗っただろうか。途中で野茂が活躍しているドジャースの本拠地、ドジャース・スタジアムがかすかに見えたりした。バスの中では、いつものごとくガイドさんがユニバーサル・スタジオの見所を説明してくれた。そうこうしている間に、目的地に到着。 各自入場券を渡され、自由行動かと思いきや、始めに全員でスタジオ・トラム・ガイドに乗るとの事。 で、私たち団体はみんなで乗り場に向かった。 スタジオ・トラム・ガイドは4両編成のトラムに乗り、ガイドさんの説明を聞きながら、スタジオ内を回るというもの。 大地震が起きるスタジオに入ったり、キングコングが出てきたり、ジョーズが出てきたり、結構最近の映画の「ダンテズ・ピーク」で使われた赤い車が置いてあったり、「ウォーターワールド」で使われた船が置いてあったり、実際の街そっくりのセットの中を通ったりと、映画ファンはもちろん、映画ファンではない人にもたまらない乗り物であった。 これは、全体を通して思ったのだが、”アメリカ人は楽しむ事に関しては、お金をかけることを惜しまない。” だから、トラムに乗って見学するだけでも、十分楽しいのである。 本当にセット1つ1つがすごかった。この迫力には本当に驚いた。
とりあえず、ガイドさんがお薦めと言っていた、”バック・トゥ・ザ・フューチャー”と”ジュラシック・パーク”と”バックドラフト”、そして”ウォーターワールド”を見てみようという事で、行動を開始した。 ”バック・トゥ・ザ・フューチャー”は、ディズニー・ランドのスター・ツアーズ(名前が違うかも)と同じ志向の乗り物で、6人くらいのグループに分けられ、映画に出てくる車と同じように作られたものに乗り込んで、前にある大画面の映像に合わせて動くというようなものである。 これが、またよく作られていて、ディズニー・ランドのものとは比べ物にならないくらいリアリティあふれるアトラクションで、とても面白かったのだが、車があまりにも揺れるので、肘を打ち付けあざをつくってしまった。 ”ジュラシック・パーク”は、遊園地によくある水の乗り物(ベガスでも同じようなものに乗った)なのだが、これもセットがよく作られていた。 このアトラクションは、最後の滝以外は盛り上がる所はないのだが、この最後の滝がまた半端ではなく、ある席以外はみんなずぶぬれという、とんでもないものなのである。ある席とは、一番後ろの真ん中よりも右側の席(なぜか左側は濡れる)で、私は運良くこの席に座ったので後頭部がびしょびしょになっただけで済んだのだが、とにかくこのラストの滝はすごかった。
このアトラクションは寒い時には絶対に乗ってはいけないなと思ったりした。 ”バックドラフト”は、”ジュラシック・パーク”の後に行ったのだが、これは正解だった。 ”ジュラシック・パーク”でびしょびしょになったものが、ここを出たときにはすっかり乾いていたのである。 ここは”バックドラフト”の映画通り、火によるショーを見せてくれる所である。 3つの部屋があって、1,2番目の部屋では映画に出演した俳優たちのコメントと映画のシーンを見せてくれたり、監督のコメントを流したりして、3番目の部屋で実際に火を使ったショーを見せてくれた。 これがまた、ホンモノの火を使っているので、暑いこと、暑いこと。 かなり広いスタジオであらゆる所から火を吹き出しているので、かなりの熱気がたちこめていたし、かなりの迫力があり、その迫力に圧倒された。 さすが、アメリカ。 とりあえず、ここで得た教訓は、ユニバーサルに来た時は”ジュラシック・パーク””バックドラフト”の順番で回るべし。
これは映画に出てきたようなセットをつかったショーで、迫力満点、そして、これも席によっては水がかかりまくりという、見事なショーだった。 席が色分けされていて、何色だったら水がかかる、何色だったら水がかからないという感じになっているのだが、私たちは何も知らずに前の方の席に座ってしまったために途中で水が頭から”バシャ”。 またまた、濡れてしまうはめに。 まあ、このアトラクションはお客さんに濡れてもらおうというのがどうもあるらしく、ショーが始まる前には、ショーに出演する人が何人か出てきて、ホースやバケツで前の方にいる人に水を浴びせるという事をしたりするのである。 ショー自体は、これまたすごくて、このアトラクションが一番面白かったという印象がある。 本当はもっとゆっくり見て回りたかったのだが、時間制限があるために見れなかったものもいくつかあった。 これは残念だった。 いずれまた訪れたい場所の1つである。 とにもかくにも、本当にスケールの大きさにはびっくりさせられた。さすがはアメリカ。半端なものは作らない!!という感じである。 この後はホテルに帰り、新入社員歓迎パーティーが行われた。 マジシャンのショーや新入社員の自己紹介などが行われた。 パーティー後は、最後の夜という事で友達数人とお酒を買い込み、夜遅くまで飲み会を開き、そのままダウン。 こうやって、ロスの2日間も幕を閉じた。 |