サイトの紹介


Bellezzaについて
こんにちは。
Bellezzaにようこそいらっしゃいました。
Bellezzaは、宝飾品(ジュエリー)制作加工技術を学び始めたばかりの私が、主に手作りの宝飾品にまつわる諸々をお届けする為に開設したサイトです。
宝飾品加工については私自身がまだまだスタートラインに立ったばかりの為、役に立つ情報を提供する、ということは恐らくできません。ぬけぬけと書いてしまいますが、あくまで「もの創り」の好きな私が「自己満足」を得る目的で運営しています。
とはいっても、それだけでは私もご覧頂いている皆さんも面白くありませんので、追々拵え物(こしらえもの)の販売も行っていきたいと考えていますので、そのときは是非お買い上げ下さい。

bellezza[伊/ベッレッツァ]…美、美しいもの。
2004年11月12日/2005年6月13日
作者のこと
私は2004年の3月末迄、10年以上に渡って某電子機器メーカで電気回路設計の技術職をしていました。中学生になる前からパソコン(当時は「マイコン」と呼んでいました。PC-6001やMZ-700等の時代です)をいじり始め、電気工業系の大学に進み、当然の流れとして電気回路設計屋になった訳です。
しかし、私の在職中の僅か10年間という短い期間にも、仕事を取り巻く環境は大きく変化しました。何より、「研究開発型」を謳い文句にした企業にも関わらず、あらゆる面で「外注化」が進められる様になっていったのです。設計も製造も修理も全て外注。これでは単なる企画会社です。
しかし、企画面での鍛え上げがされていない会社がそんなことをやってみたところで、結局大した効果は得られません。外注費の負担が増えたのに効果は上がらず。更に、買った技術はそのまま使うことはできても、本質を理解していない以上応用はできません。それが現実でした。自分達で考え、自分達で作り上げて初めて技術、ノウハウが蓄積されます。「アウトソーシング」なんて格好良いいい回しを使いますが、結局は皆、汗を流したくなくなった、机の前から動きたくなくなっただけに過ぎません。
もの創りが好きな人間にとっては、非常につまらない環境が整いつつありました。

そんな折、某宝飾品加工技術を学ぶ学校の存在を知ってしまいました(以前はその様な学校の存在そのものを知りませんでした)。資料を貰い、説明会に行き、悩んだ末に「伝もコネもない新しい世界」に足を踏み入れることを決意しました。
「定職を捨てることがどういうことか判っているのか」「年を考えろ」「冷静になれ」と諭してくれる心優しい友人は全くおらず、「面白そうじゃん」「やれよ」「結婚指輪作ってね」とそそのかす悪友ばかり。身内までもが「あんたに向いてるんじゃない」という始末。「周囲の反対を押し切って自分の夢に突き進む」という野望ははかなくも崩れ去り、周りの人達に後押しされてめでたく宝飾品加工職の道へ進むことになったのです。

三十路も半ばを目前にした、正に人生の大方向転換。
2005年1月現在、某宝飾品技術校に通っています。
2005年1月21日



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