夢inシアター
採れたて情報館/No.39

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MARIの 1月に観た映画(Part 1)


今日は。
1998年度、最初の「○月に見た映画」です。
今月は、なぜかこんなにたくさんの映画を見ました。
雪のせいで休みの日に出かけるのをやめて、家でごろごろとしていたからでしょうか。
ちょっと長くなるので、とりあえず感想は2回にわけてアップすることにします。

今月見た映画は、
  • ザ・エージェント
  • ピノキオ
  • デビル
  • ムーンライト&バレンチノ
  • 秘密と嘘
  • 精神科医J 閉ざされた記憶の扉
  • 101
  • イル・ポスティーノ
  • バッド・ボーイズ
  • フェア・ゲーム
  • ザ・ファン
  • 愛に迷った時
  • 星に想いを
  • クロッカーズ
  • 赤ちゃんはトップレディがお好き
  • ニュージャージーズ・ドライブ
  • ラブリー・オールドメン2
  • エド・ウッド
  • 多重人格 昼の私、夜の私
  • マネー・トレイン
の20本でした。

ザ・エージェント

う〜ん、いい映画だ。
1998年最初の映画は、去年大人気・大好評だったこの映画に決定!!ということで、去年のうちからLDを買って用意していたのだ。(^^)
だって、夢inでも大好評だったし、レンタルは貸し出し中だろうと思ったから、見てもいない映画なのに思わずLDを買ってしまった。
でも、本当に良い映画だったので、満足、満足。

あんまり好きではないトム・クルーズもよく見えた。(^^)
子役の子もすんごくかわいかった。(^^)
レニー・ゼルウィガーもGOOD!
そしてストーリーも最高だった。
すべてが◎だから、映画としても最高のものになった。

でも、この映画、どう考えたってジェリー・マクガイアの話だ。なのに、タイトルが「ザ・エージェント」とは・・・。
(ちなみに、ある映画雑誌の”1997年度ベスト邦題”では、この「ザ・エージェント」が堂々の1位になっていた・・・。なぜだろう?)

今年は本厄。いい映画を見て、厄もふっとんだだろうか?
お薦め度 ◎

デビル

あまり評判が良くなかったこの映画。
ハリソン・フォードとブラッド・ピットという2大スターをそろえているのに”何故?”って思っていたが、なるほど・・・わかるような気もする。
いや、決してつまらなかったわけではない。が、この2人がいて、このストーリーがあって、なんでこの程度の映画にしかならなかったの?という気がする。もっと盛り上がりがある映画に出来たのでは。
全体的にまとまりがないから、いまいち説得力にかける、そんな気がした。
でもなんだかんだ言って、結構楽しんだのだが・・・。(^^;)
もったいないなぁ。
お薦め度 ○

秘密と嘘

世の中いろいろな人がいる。そして、それぞれ弱いところを持っている。
そうそう、完璧な人間なんていやしない。
この映画に出てくる人たちも、そんな人間だ。みんな弱い部分があり、お互いにその痛いところをつきあって、「あーでもない、こーでもない」と言い合っている。
だが、その輪の中に一人”強さ”を持った人間が入った途端、みんなのそれぞれの弱さは、お互いの”強さ”でカバーされたのだった。
”強さ”とは何か?
この映画では、自分にそして他人に正直になる事だと言っているような気がする。
簡単なことのようで、一番難しいこと。
だが、それを実行出来るようになった時、その人は”強さ”を持つ。
そして、その”強さ”が”愛”に変わるのである。

素晴らしい映画だった。
お薦め度 ◎

101

”グレン・クローズ、良くやった。”
そんな言葉を思わずかけたくなった。
おなかのコルセットもきつかっただろう、細く高いヒールも大変だっただろう。それなのに、その上にあんなにどろどろ、べたべたになって・・・。
まさか、あそこまでやるとは思わなかった。すごすぎる。
犬たちも相変わらずかわいくて。

この映画のおかげで、去年、日本ではダルメシアンがゴールデン・レトリバーブームを押しやってしまったという事を考えると、なんて日本人は影響されやすいのだろう・・・、なんて思ってしまったりする。

まあ、とにかく犬好きの私としては、十分楽しめた映画だった。
(ラッキーがいい味だしているんだなあ。(^^))
お薦め度 ◎

バッド・ボーイズ

いいなあ、このノリのよさ。
2人の息のあったコンビ。
軽いんだけど、でも格好良い。
これは、シリーズで見たい気がする。

しかし、「ニキータ」に出ていた渋い俳優さん(また、名前忘れた!)は、こんなにいろいろな映画に出ているとは知らなかった。
「ゴールデンアイ」にも出ていたし。でも悪役ばかり・・・。

挿入歌もラップ・ブラック・レゲエとGOODなものばかり。
う〜ん、サントラが欲しくなってきたぞ。
お薦め度 ◎

ザ・ファン

ロバート・デ・ニーロ、怖すぎる・・・。
「お前のために、俺がしてあげたんだ」という一方的な考え方って、やはり怖いものがある。
でも、この男をここまで思いこませてしまったのは、一体何なんだろう?
もともとの性格なのか?それとも仕事で首になったのが関係するのだろうか?
う〜ん、わからん。
お薦め度 ◎

星に想いを

いやあ、楽しかった。
メグ・ライアンとティム・ロビンスも良かったのだが、この映画、何と言っても、アインシュタイン博士とその仲間の3人のおじいちゃんたちが良いのだ。

どうにかキャサリン(メグ・ライアン)とエド(ティム・ロビンス)をくっつけたい博士たち。そのやり方は、けっして誉められたものではない。
嘘をついたり、キャサリンと婚約者の間を邪魔したり。
しかし、このおじいちゃんたちは許せてしまうのである。
だって、やり方がとてもかわいいのだから。
愛らしいおじいちゃんたちである。
エドが知能テストみたいなものを受けている時に、その答えを教える博士たちがなんともおちゃめで、おもしろく、かわいいのだ。

ラブ・ストーリーで、こんなに笑えたのも記憶にない。
好きな映画に仲間入りした映画である。
お薦め度 ◎

赤ちゃんはトップレディがお好き

相続した遺産が”赤ちゃん”とは!!!
こんな遺産があってもいいのか、と言いたくなるが、本当に相続しちゃったのだから、もう大変である。

結婚もしない、仕事の他には何もいらないというキャリア・ウーマンが、赤ちゃんを相続してからの変わり様を描いた作品である。
赤ちゃんを相続した当初は、養子に出すことを考えていた彼女。おむつを変えるにも一苦労。しかし、それは母性本能なのだろうか、何日か面倒を見ているうちに愛情がわいてくる。
そして、ついに養子に出すことをやめ、自分で育てると決めるのだが・・・。

赤ちゃんを育てる事により、仕事を失い、彼氏も失ってしまった彼女だが、でも仕事をしていた頃よりも、生き生きとしていたのは気のせいではないだろう。

赤ちゃんもとてもかわいかった。
また、ダイアン・キートンのテンポの良い演技が良かった。
お薦め度 ◎

ラブリー・オールドメン2

1を見て気に入っていた作品である。
ジョン(ジャック・レモン)とマックス(ウォルター・マッソー)が今回もやってくれた。
このコンビは、息もぴったしで、とても面白い。
今回もケンカあり、バトルあり、と大活躍する。
そして、私が楽しみにしていたエンディングで流れるNGシーンもちゃんとつけてくれていたし、大満足。

前回よりも、ジャック・レモンが年とったなあと思ったりしたが、まだまだ二人には頑張ってもらいたい。
お薦め度 ◎

多重人格 昼の私、夜の私

B級サスペンス、いやC級サスペンス?!
T2以来、このところ上映される映画にもちらほらと顔を出してきたリンダ・ハミルトン主演の映画。

リンダ・ハミルトン演じる精神科医は、このところ夜の意識が無くなると言う。また、朝起きると違う洋服を着ていたり、手が血だらけになっていたりするという。そして、それと同じ時期に身の回りで殺人事件が起きる。
もしかすると、意識のない夜の私が事件を起こしているのではと思い、自分の講義のクラスにいる元刑事の男に夜の尾行を頼む。そこで男が見たものは、昼間とはガラリと変わった姿なのである・・・。
というようなストーリーで、この女精神科医が果たして犯人なのか、どうかという事なのだが・・・。

ありきたりのストーリー、なにも工夫がされていないなど、を考慮すると、やはりB級またはC級と言わざるを得ないのである。

最後に、
”リンダ・ハミルトンはT2で筋肉をつけすぎた。おかげで、セクシーな格好をしても、腕の筋肉がとれていないため、セクシー度が半減してしまっている。。。(^^;)”

(やっぱり、リンダ・ハミルトンは「T2」のサラ・コナーが一番。)
お薦め度 △