夢inシアター
採れたて情報館/No.36

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MARIの 12月に観た映画


あけましておめでとうございます。
昨年はいろいろお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

と、堅い挨拶はこの辺にして、1997年度最後の「○月に見た映画」です。
いやはや、”1997年ラストの映画は何にしようかなあ”なんて考えていたものの、29日までは映画館に見に行ったもの以外の映画は見ていないという状態。
ようやく30日から年末・年始のお休みに入ったので、休み中に見ようとレンタルビデオを7本借りてきて、その内の何本かを見たので、ちょこっと感想を書きます。
12月に見た映画は、
  • エアフォース・ワン(映画館)
  • セブン・イヤーズ・イン・チベット(映画館)
  • タイタニック(映画館)
  • ファーゴ(レンタル)
  • マンハッタン花物語(レンタル)
  • ジャック(レンタル)
の6本です。

ファーゴ

昨年のアカデミー主演女優賞を受賞し、またさまざまな賞にノミネートされ、レンタルが始まってからもいつも貸し出し中になっていたこの作品。
なにか全体的に淡々とした感じに過ぎていった。
しかし、その淡々とした中に目を覆いたくなるような残酷なシーンがあったり、女性警察署長マージ夫婦のなにか微笑ましいやりとりがあったりと、なんて言えばいいのだろう、とても不思議な映画だった。
話自体は、自分の妻の偽装誘拐事件を計画し、ある人物にそれを依頼するのだが、計画通りに事は進まず、殺人事件とまで発展してしまい、挙げ句の果て多くの血が流れてしまうという、まあ言ってみれば単純なストーリーではある。
が、この映画には、見ている者をグンと引きずり込む力を感じたりした。
それにしても、「コン・エアー」にも出ていたスティーブン・ブシューミは、”変な顔”という代名詞がついてしまいそうだ・・・。
映画の中でも、顔の特徴を人から聞き出す場面で、何度も”変な顔だった”と言われていたし。
まあ、確かにちょっとすごい顔ではあるが・・・。 (^^;)
最後にけちをつけるわけではないが、ちょっとラストがあっさりしすぎていたような感じがしないでもない。
でも、こんな感じなのが、この映画の特徴なのかもしれない。
お薦め度 ○


マンハッタン花物語

私の好きな女優の一人でもあるメアリー・スチュアート・マスターソンと、最近注目している男優の一人であるクリスチャン・スレーターが共演しているというならば、これは見るしかないと思っていたこの作品。ようやく見ることが出来た。「Bed Of Roses」という素敵なタイトルが「マンハッタン花物語」となってしまったことは、ちょっと納得出来ないところがあるが、でも映画自体はとても良かった。メアリー・スチュアート・マスターソン(打つのがめんどくさい名前だあ)も好演していた。そして、以前見た「忘れられない人」でオッと思ったクリスチャン・スレーター、今回も良かった。こういう映画の彼は、なかなかいい雰囲気を出していると思う。
ルイス(クリスチャン)の家に行く途中の車での二人のやりとりが、なんとも微笑ましくて好きだ。
お薦め度 ◎

ジャック

1997年の最後を飾ったのは、この映画。
久々に心温まる映画を見た気がする。
人の4倍の早さで成長してしまうジャックをロビン・ウィリアムスがまさに適役という感じで好演している。
実年齢は10歳なのに、見かけは40歳というジャックを両親はなかなか学校に通わせることが出来なかった。
それは、”いじめ”が怖かったから。しかし、子供というのは初めは見た目でからかったり、いじめたりするが、何かのきっかけがあれば簡単に親友になれてしまうのである。そういう適応力は、大人よりもはるかに上ではないだろうか。
ジャックの人生は、人と比べると短いかもしれない。ただ、彼はその人生を思いっきり楽しみ、時間を無駄にすることなく有効に使った。
だからこそ、ジャックはみんなの心の中に生き続けるのである。
お薦め度 ◎


1998年も始まりました。
さて、1998年の最初を飾った映画は一体なんでしょうか。
それは・・・、もう見ているけどまだ言わない・・・。
言ってしまうとネタが無くなってしまうから。(^^)

で、今月のWOWOWは「ザ・ファン」だの「イレイザー」だの「シャイン」だのちょっと大物が登場するんです。
まあ、ビデオにとって楽しみたいと思っています。
では、このへんで。
MARIでした。