MARIの
11月に見た映画
こんにちは。
遅くなりましたが、「11月に見た映画」について感想を書きたいと思います。
今月は、いつもだと早く寝なきゃと寝るところを、何故か無性に映画が見たかったので、
睡眠時間を削って、せっせと映画を見ていました。
おかげで、会社でマシンの待ち時間にこっくり、こっくりする事もしばしば。
会社で寝るなんて、なんて図々しい新人だ!と思いつつ、それをかなりやってしまいました。(^^;)
で、今月見た映画は、
- ディーバーたちの青春 スターダムへの階段(WOWOW)
- 想い出の微笑(WOWOW)
- 愛が微笑む時(WOWOW)
- ゴールデンアイ(WOWOW)
- コン・エアー(映画館)
- 愛に翼を(レンタルビデオ)
- ミルドレッド 輝きの季節(レンタルビデオ)
- 真実の行方(レンタルビデオ)
- デンバーに死す時(WOWOW)
- トール・テイル パラダイス・バレーの奇跡(WOWOW)
- ジングル・オール・ザ・ウェイ(レンタルビデオ)
- サムバディ・トゥ・ラブ(WOWOW)
の12本です。
「ディーバーたちの青春 スターダムへの階段」
プロ・デビューを目指して、日々クラブハウスで頑張っている4人組の黒人女性グループの青春ストーリーもの。
話的にはこれと言うものもないのだが、青春ものが好きな私としては、なかなか楽しめたかなあ、という感じだ。
話の中心が黒人女性ボーカルグループということで、歌と映画と両方楽しめて、これぞ一石二鳥!!(^^)
映画の中で歌っていた曲がオリジナルなのか、誰かの曲なのかはわからないが、ただ4人のうちメインで歌っていた2人の歌が上手ので、聴き惚れてしまった。
しかしこの映画、『シネマクラブ』に出ていないという事は、かなりマイナーな映画?
お薦め度 ○
「想い出の微笑」
ダイアン・キートン監督作品。
『科学者の父シドと優しい母セルマと妹のサンディと暮らすスティーブン。とても幸せな一家である。しかし、突然セルマが病に倒れてしまう。癌。シドがそれを隠す中、スティーブンは、母の病気の重さを知ってしまう。
だが、それを受け入れることの出来ないスティーブンは、シドの兄弟の所に家出のような感じで行く。この兄弟はとても風変わりで、シドはあまり良く思っていない。が、スティーブンはこの叔父さんたちから、いろいろな事を教わるのだった。』というようなストーリーで、ほのぼのとしたハートフルコメディーになっている。
この映画は、日本では未公開だったらしい。
軽いタッチの、でも中身はあるぞという、なかなか気に入った映画である。
お薦め度 ◎
「愛が微笑む時」
いやあ、良かった。
笑いあり、涙ありの心温まる映画。
トーマスが小さいころ、ゴーストになった4人と歌にのって踊っているシーンなんか好きだなあ。
大人になったトーマスを演じたロバート・ダウニーJr.の演技も良かった。
4人のゴーストが、天国に行く前の最後の1つの願いをかなえるために、トーマスの体を借りるのだが、そのたびにころころとトーマスが変化するのだから。1人5役とでも言うのかなあ。ストーリー的にも良かったし、見て良かったぁと思った作品である。
お薦め度 ◎
「ゴールデンアイ」
まあ、これは気軽に見て、気軽に楽しんだというところである。
5代目ボンドを演じたピアース・ブロスナンは、あまり興味がある俳優さんではないし、このシリーズの他の作品を今まで見た事もなかったので、そんなに見たいとは思わなかったのだが、公開当時かなりの宣伝だったので、いっちょ見てみるかという感じで見た。なんか、「ミッション・インポッシブル」なんかと似ているなあ、なんて思ったのは私だけ?(雰囲気的に)
そうそう、先月見た「ニキータ」に出ていた渋い俳優さんが、この映画にも出ていた。名前忘れてしまったが・・・。
お薦め度 ○
「愛に翼を」
最愛の息子を幼くして亡くしてから、どうもうまくいかないある夫婦の元に、友人が夏休みの間だけ息子ウィラード(イライジャ)を預けてきた。
息子の死の原因は自分の過失にあると、ずっと自分を攻め続けている妻(メラニー)とショックから立ち直れず、人に対しての優しさを忘れてしまった夫(ドン)。
そんな二人の心をウィラードは、少しずつ解凍していくのだった。
この夫婦役をメラニー・グリフィス&ドン・ジョンソンが好演している(実生活でも夫婦だったとか)。
そして、まだ幼いイライジャ・ウッドのかわいらしい姿を見る事も出来る。
また、隣の家に住むおませな女の子もなかなか面白かった。
この映画は、フランス映画の「フランスの思い出」をもとにして作られているとの事なので、是非こっちの方も見てみたいなあと思っている。
お薦め度 ◎
「ミルドレッド 輝きの季節」
あまりに気に入ったので、思わず◎を2つもつけてしまった。(^^)
ジーナ・ローランズ、マリサ・トメイ、ジェイク・ロイドとみんな良かった。
ミルドレッド(ジーナ・ローランズ)とJJ(ジェイク・ロイド)の絡みが、とても微笑ましく、生き生きとしていた。
動物の鳴き声をまねる歌を二人で歌っているシーンや、百科事典を片手にJJに少しでも多くの知識を身につけさせようとする様など、赤の他人同士でしかも年が何十年と離れている二人の間に、友情のようなものが芽生えていくのを見ていると、自然と笑みが浮かんでくる。
ミルドレッドはJJによって、生き返らせてもらった。
JJや我が家と別れて、飛行機で飛び立っていったミルドレッド。
一体彼女はこの後、どこでどんな生活を送ったのだろう?
そんな事をふと思った。
また、ジェイク・ロイドのかわいらしい演技がとても印象に残ってもいる。
あとエンディングで、シンディ・ローパーの曲が流れていたのもGOOD。
アルバムの解説によると、この映画の中に彼女の夫も出ているとのこと。
デヴィッド・ソーントンという人らしいのだが、顔がわからないのでどんな役で出ていたかは不明。
お薦め度 ◎◎
「真実の行方」
これは、ちょっと期待はずれだった。
たしかに、エドワート・ノートンの演技は素晴らしかった。見ている方も、すっかり騙されてしまう程の演技だった。
でもストーリー的には、「う〜ん」となってしまう。私には、ピンとこなかった。
”戦慄のラスト”と宣伝される映画で、本当にそのようなラストだった事って、私にはあまり記憶にない。この映画もそのうちの1つになった。
また、リチャード・ギア演じる弁護士マーチン・ベイルという人物が、”一体どういう人物なのか”という事が、いまいちわからないまま終わってしまった感じがしないでもない。
ただ結果(名声)だけを求める弁護士なのか、それとも真実を求める弁護士なのか。それとも、始めは結果だけを求めていたのが、だんだんと真実を求めるように変化したのか。その辺がうやむやだったので、この弁護士の存在感がすごく薄くなってしまったように思う。説得力に欠けた。
そして見終わった後に、エドワート・ノートンの演技だけが印象に残るという結果になってしまった。
なんて、批判ばっかりになってしまったが、エドワート・ノートンの演技は見る価値があると思う。(ちょっとフォロー)
お薦め度 △
「デンバーに死す時」
アンディ・ガルシア万〜歳!!という感じである。
特に好きな俳優でもなかったのだが、この映画のアンディ・ガルシアは良かった。ストーリーも最後までぴりぴりとした感じを保っていたし。
すべて良し。と言いたいところだが、一つだけ。
アンディ・ガルシア演じるジミーが愛した女性、ダウニーを演じたガブリエル・アンウォーが・・・という感じだった。
嫌いではないのだが、いつも同じようなイメージで、役によってのメリハリがあまり感じられないように思う。
まあこの映画では、どちらかと言うと透明感のある女性というような感じだったから、彼女のそんな感じがぴったりだったのかもしれないが、それにしても、もうちょっとなにかインパクトを見ている方に与えて欲しいなって思ったりする。
いや、でも、それを抜きにしても、この映画はお薦め!っだ。
お薦め度 ◎
「トール・テイル パラダイス・バレーの奇跡」
「顔のない天使」でデビューし印象的な演技を見せてくれたニック・スタールが出演している冒険ファンタジー。
これもかなりマイナーな映画みたいだが、パトリック・スウェイジやオリバー・プラットなんかも出演している。
農場生活が嫌いなダニエル(ニック)が、鉄道会社の買収を断ったために撃たれてしまった父親を見て、感動し、自分も農場を守らねばと思い始める。
そして、夢の中で父親がよく話していた伝説のカウボーイなどに会い、それによって成長していくという話。
とりあえず、「顔のない天使」以来お目にかかれなかったニック・スタールが、元気な姿を見せてくれただけでも、良しとしよう。
お薦め度 △
「ジングル・オール・ザ・ウェイ」
見なきゃ良かった・・・と言うのはちょっと言い過ぎかもしれないが、お金を払ってまで見る映画ではなかった、というのが正直な感想である。
そもそもこの映画を見た理由は、「ミルドレッド」で一生懸命な演技がかわいかったジェイク・ロイドが出ているという事だったのだが。(子役好きなもので(^^))
話によると、今度「スターウォーズ」にも出るそうだ。彼は。
で、話を元に戻すと、私はどうもシュワちゃんのコメディーは好きになれない。
(「ジュニア」もそうだし。)
やっぱりシュワちゃんはアクションだなあ。
なんかよくわからなかった映画だった、これは。
でも最後、エンドクレジットが終わった後に、一コマあるのは面白かったけど。
お薦め度 △
「サムバディ・トゥ・ラブ」
ロジー・ペレスが最高!!
久々に彼女を見たけど、やっぱり良い。彼女は。
喋りもあのなまりが独特だし、声も独特だし。もうまさに、ロジー・ペレスっていう感じである。
スターになることを夢見て、日々頑張っているメルセデス(ロジー)とそのメルセデスに一目惚れしてしまう青年アーネスト。
アーネストは自分のすべてをメルセデスに捧げるが、悲しいかなメルセデスを自分に振り向かせることが出来ない。
メルセデスは、昔役者として有名だったハリーというボーイフレンドがいるが、ハリーは結婚している身である。
みんなある意味では、一方通行なのである。
しかし、ここに出てくる人は皆、自分の気持ちに素直に行動をしている。
それがなんとも清々しい。
なにか心にしんみりとくる、そしてなにか気持ちが前向きになれる、そんな映画である。
また、Q・タランティーノがちょい役で出ているのが面白い。
お薦め度 ◎
さて12月は、なんといっても続々と公開される・されている正月映画を見なければ。
「タイタニック」「MIB」「セブン・イヤーズ in チベット」「エアーフォース・ワン」等々。
まあ全部は見れないとしても、1つでも多く見たいものです。
WOWOWの方は、「イレイザー」が登場します。また、ジョン・トラボルタ特集もあるし、暮れには100時間映画大放送もあるので、録画しそこねた映画はここでカバーしたいと思っています。
さて、今年最後を締めくくるのは、何の映画でしょうか?
では、このへんで。
MARIでした。
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