MARIの
8月に見た映画
こんにちは。
8月は、1週間弱の夏休みをとることが出来、ここ何ヶ月よりかは多く映画を見る事が出来ました。
早速、その感想を書きたいと思います。
今月見た映画は、
- バーディ(レンタル)
- グラン・ブルー グレート・ブルー完全版(レンタル)
- 華氏451度(WOWOW)
- わかれ路(WOWOW)
- パラダイスの逃亡者(WOWOW)
- ザ・ロック(レンタル)
- 禁じられた遊び(レンタル)
- がんばれルーキー(WOWOW)
- 17(映画館)
- マッド・ラブ(WOWOW)
- フォー・エバー・ヤング(レンタル)
- バックドラフト(レンタル)
の12本です。
「バーディ」
いやあ、驚きました。
ラストがああいう展開になるとは・・・。やられた!!という感じです。
まあ、なにはともあれ、ニコラス・ケイジの若いこと。
髪の毛、金髪だし。
それに比べると、マシュー・モディンって、あまり変わっていないような気がするのですが・・・。
でも、二人ともすごく良かったです。
特に後半、ベトナム戦争で精神錯乱になり病院に入っているバーディに、昔のように戻ってくれっとさまざまなやり方で訴えかけたアルの姿が印象に残っています。
お薦め映画です。
「華氏451度」
これは、以前夢inシアターの方に原作の方を紹介して頂き、その本を読んだ後にビデオに録画していたものを見たという感じです。
本を読むことも所持する事も法律違反になり罰せられるという未来の話です。
その違反の本を焼く仕事をしているのが消防士たちで、主人公の男はその消防士なのですが、あることがきっかけで本に興味を持ち始めるのです。
本ではすごい近未来社会の話なのですが、映画では、製作されたのがだいぶ前という事もあり、やや迫力にかけるかなあという気がしました。
ただし、この時代の作品にしては恐らくかなりの出来なんだろうなあとも思いました。
この話というのは、今の世の中の事を批判している部分もあります。
自分というものを確立しよう、心で感じ、心で考えよう、というメッセージが含まれていたりします。(私はそのように感じました。)
そうやって、なにかを感じたりする手段の一つとして、この話の中では本を取り上げているのです。
でも、本が禁止される時代なんて考えられない・・・。
「パラダイスの逃亡者」
気に入ったものを見つけるとすぐに万引きをしてしまう三男とうそばっかりつく次男、そして人が良い長男という3人が繰り広げるコメディ映画です。
人が良い長男とはもちろん適役のニコラス・ケイジが演じています。
刑務所から出てきた弟たちに連れられて、パラダイスという街を訪れるのですが、その街でちょっとした出来心から銀行強盗をしてしまうのです。
しかし、どじな3人はうまく街を出ることができずに街に残ってしまいます。
そして、街の人々にやさしくしてもらった上に、自分達が盗んだお金が街の人々がクリスマスのためにためてきたお金だという事を知った兄弟たちの心が揺れ動くのです。
この3人の兄弟のやりとりがなんとも言えなく面白かったです。
相変わらず、ニコラス・ケイジはちょっと抜けている人柄の良い人の役があっていました。
最後はちょっと心温まるシーンもありで、なかなか楽しめた映画でした。
「禁じられた遊び」
あまり昔の映画を見る事はないのですが、前から気になっていたこの映画をレンタルしてきました。
ラストの「ミシェール、ミシェール」という叫び声が、見終わってからも頭の中に響き続け、胸がしめつけられるような思いがしました。
子役の2人の演技が愛らしい場面もあり、つい微笑んでしまうこともありましたが、でも、全体的になんとももの悲しい雰囲気だったような気がします。
いやいや、それにしてもこの女の子の演技は良かった。
自然な演技で、しかも感じが良く伝わってきて。
また、ミシェールもポーレットが本当の妹であるかのように、面倒をみ、彼女を喜ばせようと一生懸命になるところが、なんとも微笑ましかったです。
ただ、それが徐々にエスカレートし、盗みまでするようになってしまうのですが・・・。
この映画は、見て良かった。
期待していた通りの映画でした。
「フォー・エバー・ヤング」
う〜ん、結構見たかった映画だったのに、いまいちだったなあ。
なにがそう思った原因なんだろう?
でも、見終わったあとになにも感じるものがなかったかな、という感じです。
盛り上がりにかけたとういうか、なんというか。
メル・ギブソンは好きな俳優だから、もう少し・・・という欲もあるのかもしれません。
それにしても、メル・ギブソンの老人メイク、すごかったなあ。
イライジャ・ウッドも小さかったですねえ。
「グラン・ブルー グレート・ブルー完全版」
これは、レンタル・ビデオ屋にいつ行っても貸し出し中になっていた映画で、今回は運良く1本だけ違う場所にまぎれて置かれていたのを見つけて、レンタルしてきました。
映像がきれいな映画でした。
また、ジャン・レノが「レオン」とは違った感じの役柄だったのが、なんか面白かったです。
(私の中では、どうも「レオン」のイメージが強いもので)
この映画はストーリーがどうのこうのというよりも、映像で見せる映画のような印象を受けました。
それにしても、途中で日本人の団体が出てきた時には、がくっとしてしまいました。(^^;)
「わかれ路」
これも、う〜ん。
シャロン・ストーン、リチャード・ギアの共演作なのですが、いまいちでした。
リチャード・ギアが離婚した妻と現在の彼女、この2人の間を行ったり来たりの男を演じています。
正確に言うと、別に行ったり来たりしているわけではなく、前妻とは仕事上のつきあいがあり、そうなっているという感じなのですが、でも彼女と子供が住んでいる家に自分の車を離婚後も置いていたりと、やけに中途半端なんですよねえ。
で、結局、何が言いたかったのかあまり理解出来ないうちに、この映画は終わってしまいました。
「ザ・ロック」
映画館で見ようと思いつつ、見逃してしまった作品の1つです。
これは大画面じゃないと、つまらないのかなっとレンタルが開始してからも見たい反面借りるのを敬遠していたのですが、誘惑には勝てず、とうとう借りてきてしまいました。
ところがどっこい、もう、面白いじゃないですか。
「エグゼクティブ・デシジョン」は家の小さいテレビで見たら、いまいちだったのですが、この映画は、大丈夫でした。
「ライジング・サン」「理由」といまいち良い印象がないショーン・コネリーもそんなことは気にならなかったし、ニコラス・ケイジもどことなくお人好しなキャラクターが面白かったし、なんといってもエド・ハリスの存在感が目立っていたように思います。
ここのところ、脇役で良い演技を続けていますが、どんどん存在感が出てきたような気がします。
今後のエド・ハリスに期待!!
「がんばれルーキー」
野球は好きだが、全然うまくない。外野フライさえ満足にとれない。
そんな男の子が、腕を骨折した事から、とんでもなく速いボールを投げれるようになってしまい、挙げ句の果て大リーグに入団してしまうというお話。
現実では絶対にあり得ない話だが、これが映画の中だとあり得てしまうのです。
話的には、大リーグに入った男の子の母親の恋人と大リーグの次期オーナーを狙っている男とが、この子をだしに大儲けをしようと影であれこれと作戦を練っていたり、男の子が大リーグの練習やCM撮影などで友達と遊ぶ時間を作れなくなってくることで、友達から「いい気になりやがって」と言われたりっと、よくある話なのですが、なかなか楽しませてくれました。
ほっと一息入れる時に見れる映画です。
また、子供というのは、いくら夢みたいな事が出来るようになろうと(この映画だと、夢の大リーグでプレイ出来ようと)友達と遊ぶ時間が一番楽しいんですよね。
そんな事を思える映画でもあります。
「マッド・ラブ」
クリス・オドネルとドリュー・バリモアの2人の注目若手俳優でおくる青春ラブ・ストーリーものです。
ラブ・ストーリーといっても、ちょっと危険で、ちょっと悲しい映画です。
マット(クリス・オドネル)は、同じ高校に転校してきたケイシー(ドリュー・バリモア)に一目惚れ。
2人はつき合うことになるのですが、このケイシーがちょっと変わった女の子であり、また自分の気持ちを押さえることが出来なくなることがたびたびあるのです。
が、お互いにうまくやっていくのですが、ある事がきっかけでケイシーは精神病院に入れられてしまいます。
医師の診断は”治療が必要”との事。しかし、若い二人は病院から抜けだし、旅に出ます。
うまく行きかけたこの旅ですが、ケイシーの様子が徐々におかしくなってくるのです。
この精神的な問題を抱えつつ、普段は底抜けに明るく、はちゃめちゃなところもある女の子をドリュー・バリモアが好演しています。
相変わらず、クリス・オドネルはさわやか青年のままで、見ていて気持ちが良かったです。
話的にも、若いがゆえに一旦は暴走してしまう二人を、そして精神的な問題を抱えていようと、お互いに相手を必要としている二人の姿をシンプルに描いているのが、とても好感が持てました。
また、ラストが前向きな感じで終わったのも良かったように思います。
「バックドラフト」
4月にユニバーサル・スタジオでこの映画のアトラックションを見てから、ずっと見たいと思っていた映画です。
火を相手に命懸けで格闘する男たちの熱いドラマ。
迫力があり、すごく面白かった。
また、兄弟間のストーリーも良く、全体的にまとまっていたと思います。
見ていて時間の経つのが気にならなかった程、集中させてくれた映画でした。
そして、ラストは・・・・。涙でした。
ウィリアム・ボールドウィンもあまり好きな俳優さんではなかったのですが、この映画では格好良かった!!
これは大推薦です。
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