MARIの
6月に見た映画
今日は、MARIです。
「6月に見た映画」の感想です。
今月は、映画館に見に行く事は出来なかったのですが、その代わりに、レンタルビデオで見たかった映画を借りて見たりしました。
今月見た映画は、
- 「デッドマン・ウォーキング」(レンタルビデオ)
- 「ラストダンス」(レンタルビデオ)
- 「判決前夜」(レンタルビデオ)
- 「ロスト・チルドレン」(WOWOW)
- 「アポロ13」(WOWOW)
- 「アンカーウーマン」(WOWOW)
- 「アンドレ 海から来た天使」(WOWOW)
の7本です。
「デッドマン・ウォーキング」
去年見損なった映画の1つです。夢inでも好評でしたが、やっと見る事が出来ました。
話の内容としては、かなり重かったのですが、良かったです。
この演技でアカデミー賞を受賞したスーザン・サランドンの演技も良かったのですが、なんといってもショーン・ペンがすごく良かったです。
今まで死刑制度について反対とか賛成とかを深く考えた事がなく、重い罪を犯した人が死刑になるんだとしか認識していなかったのですが、こういう映画をみると、そういう制度について考えてしまったりします。
罪を犯したから死刑になるんだ、という単純な事ではなく、その死刑囚にもその人を愛する家族がいたり、でも、一方では、悲しみから抜け出せないでいる被害者の家族がいたり。そんな事を考えると、頭がごちゃごちゃしてきました。
この映画はなにも死刑制度の賛否を問う映画ではないと思うのですが、でも見ているとそんな事を考えたりもしてしまうのです。
実はこの映画の後に、「ラストダンス」を続けて見たせいか、見終わってから数日は、気持ちがドーンと暗くなってしまいました。
最後のシーンが頭から離れなくて。
良かったんだけど、つらい映画でした。
「ラストダンス」
2本続けて同じような映画を見たせいか、かなりきつかったのですが、シャロン・ストーンがとても良かったというのが感想です。
彼女の映画の中では、私はこの映画が最高だと思います。
こんな役も出来るんだとびっくりもしました。
いやあ、でも2本続けてこのような話は本当にきついです。
この2つは同じ日には見てはいけません!!(^^)
でも、本当にシャロン・ストーンの演技を見て欲しいなって思います。
そして、泣ける場面が多い映画でもありました。
今年見てきた映画の中の良かった映画の上位に入るかもという感じです。
「判決前夜」
リーアム・ニーソン、メリル・ストリープが落ち着いた演技を見せてくれる映画です。
この二人の演技によって、もともと暗い話なのですが、よりいっそうぴりっと引き締まったように感じたりしました。
そして、「T2」で華やかにデビューし、その後は地道に俳優活動を続けているエドワード・ファーロングが、役の雰囲気に合っていて良かったです。
思うに、彼はちょっと陰のあるあまり明るくはない少年の役があっているようですね。この後に感想を書く「リトル・オデッサ」でもそんな雰囲気だったし。
で、話の内容ですが、まあ、簡単に言えば息子がある少女を殺した容疑者になった事に両親がそれぞれどのように対処するか、それによって家族の絆はどうなってしまうのかというような感じです。
始めはサスペンス調に話が進むのですが、ラストの方は家族とか家族愛という事に論点が置かれているように思いました。
題名からすると裁判でどうのこうのという話を想像してしまいそうですが、決してそんな話ではありませんでした。
裁判映画かな?と思ってしまうという意味では、この題名はちょっとまぎらわしいかも。って、裁判映画かな、なんて思ったのは私だけ?
「ロスト・チルドレン」
以前、夢inでもちょこっと話題になっていた映画ですが、話もさることながら映像がちょっと変わっていて、楽しめました。
このような映画を見るのは、私としてはめずらしい方に入るのかなあ、と思いながらも、見ているうちにどんどん引き込まれてしまいました。
不気味な双子の女教師や、同じ顔の兄弟、そして年をとるのが異常に早いその弟など、出てくる人が皆面白い設定になっていて笑えたり。でも、その中で、ワンとエミットの関係が良かったり。
ワンのその体格にひけをとらないくらい大きな、そして暖かいハートのおかげで、見ている私もなんかやさしくなれるような気がしました。
それにしてもワンを演じていた人、でっかいですねえ。
「アポロ13」
アカデミー賞の候補にもなって、注目作品でもあった映画ですが、はっきり言って、その頃はこの映画にはあまり興味がありませんでした。
トム・ハンクスやケビン・ベーコン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリスという人たちが出演しているにも関わらず。
でも、実際に見てみると、なかなかイイじゃないですか。
月に降り立ちたいという願いをもつ飛行士たちの、夢と現実がちゃんと描かれていて、良かったと思います。
個人的には、エド・ハリスとゲイリー・シニーズが良かったです。
エド・ハリスって、決して主役をはれる俳優ではないのですが、貴重な脇役俳優だなって、改めて思いました。
そして、トム・ハンクスも、このように夢を持って、それに向かって人生を送っているという役が似合うなあって思ったりしました。
予想以上に感動出来た映画でした。
「アンカーウーマン」
去年大ヒットした映画なのに見逃していた映画ですが、やっと見ました。
実はこの話のあらすじって、ほとんど知らなかったんですよ。ラブ・ロマンスものという事だけしか。
まあ、ラストの話はここではしないようにしますが、この展開は予想外でした。私にとっては。
でも、ロバート・レッドフォード、格好良いですね。ミシェル・ファイファーもあいかわらず良かったし。そして、なんて言っても、セリーヌ・ディオンの曲がまた良いんだなあ。この曲は映画を見る前から良いなあと思っていたのですが、映画を見たらもっと好きになってしまいました。また歌詞がいいじゃないですか。
久しぶりにこの手の映画で、「おおっ、良いじゃん!!」って思う作品に出会いました。
「アンドレ 海から来た天使」
また見てしまった。去年レンタルして見た映画だったのですが、WOWOWで放送していたので、ついつい見てしまいました。
でも、何回みてもこのアザラシ、かわいいんだなあ。
あと、子役のティナ・マジョリーノもね。
映画の中で曲名は知らないのですが、ツイスト調の曲に合わせてこの女の子とアザラシが一緒に踊るシーンがあって、それがすごくかわいいんですよ。このシーンは、私のお気に入りです。
前にも書いたと思うのですが、この話は実話なんですよね。
ある一家が野生のアザラシを飼っていたのですが、法律違反という事で水族館に預けて、その後すぐに海に返したんです。でも、それから毎年ある季節になるとその場所に帰ってきたらしいのです。動物の本能って本当にすごいなあって思います。
で、話がそれてしまいましたが、いやいや動物映画が好きな私には、かかせない1本ですね、この映画は。(動物映画の典型的な話なんですけどね。(^^))
7月は「12モンキーズ」や「ブレイブハート」がWOWOWに登場します。
「12モンキーズ」は映画館で見たのですが、いまいち話が分からなかった映画だったので、もう一度見てみようかなと思っています。
「ブレイブハート」はメル・ギブソンが監督賞をとった映画でもあるので、必見ですね。
その他にも、いくつかチェックしている映画があるので、見れるだけ見たいと思っています。
レンタルでもいろいろと見たい映画が出ていますし、もっと時間が欲しい!!っていう感じですね。
では、また。
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