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![]() その昔、東宝怪獣映画を思わせる要素が多い映画でもあります。オープニングの物々しさに始まって、ミニチュアセットの盛大な都市破壊シーン、そこでは殺される市民の顔がキチンと描かれますし、さらにワキ役の細やかな扱い、人の出会いの御都合主義など、ちょっとうれしくも懐かしくなるようなエピソードが散りばめられています。この監督が「ゴジラ」を撮るって話があるので、結構期待しているんですよ。 ![]() この映画の面白さは、敵方の宇宙人が徹底的に邪悪なやつだということです。「エイリアン」なんかよりも人間臭いキャラクターを持っているのですが、でもいわゆる悪人なんですよ。ですから、これは仮想敵国としての位置づけもできてしまうわけでして、アメリカの国家プロパガンダのように見えてしまう人もいらっしゃるでしょう。ただ、それでも面白くできちゃってるってところが、アメリカ映画の底力を感じてしまいます。
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